みさかえの園

Introduction

みさかえの園
総合発達医療福祉センター
むつみの家

重度の障がいの方から発達障害の方までライフステージにあわせて、医療職と福祉職が協働で支援する総合センターです。

  • 外来診療
  • 日中支援活動
  • 在宅支援
  • 施設入所支援
    (医療型)

施設紹介

むつみの家は下記の3つの事業を中心に、重い障害のある方が施設や地域で安心して暮らせるように総合的に支援しています。

1.医療型障害児入所施設・療養介護
医療を必要とする重い障がいの方を子どもから大人まで自分らしく生活できるように医療スタッフと福祉スタッフが協働で支援しています。

2.在宅支援
地域で生活されている重い障がいの方を「短期入所」「日中一時支援」「障害児等療育支援事業」などで支援しています。

3.重い障がいの方から発達障害の方まで診断・治療・リハビリテーションを行い、また専門医による遺伝カウンセリングも行っています。

サービス内容

サービス内容
Service

施設入所支援

医療型障害児入所施設・療養介護

医療と常時介護を必要とする障害児・障害者に対して一貫して、療養、機能訓練、療養上の管理、看護、介護及び日常生活の支援を行います。

在宅支援

1.短期入所(定員10名)

家族の病気や家庭の都合などで一時的に介護できない時、短期的に施設にお預かりしています。

2.日中一時支援

宿泊を伴わない日中のお預かりも可能です。

3.障害児等療育支援事業

在宅の障害児者の生活をライフステージに応じて地域で支援していくための事業です。
施設のもつ機能を在宅に提供するもので、外来や訪問による療育、相談を行っています。

4.地域貢献

諌早市を中心にいくつかの自治体や、特別支援学校等の関係機関からの要請で、地域の幼児検診や専門相談等の事業を受託し、医師や関係職員を派遣しています

外来診療

総合発達外来
外来は予約制で種々の障害の方の診断・治療、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、公認心理師によるリハビリテーションを行っています。
また、専門医による遺伝カウンセリングも行っています。

入所支援

入所支援
Service

入所支援

入所定員は170名

・日常的に医療ケアが必要な方も多く、食事・排泄・活動など生活全般に介助を必要とする方が過ごされています。
・病棟では、四季折々の装飾がされており、利用者の皆さんに季節を感じて過ごして頂いてます。
・医師、リハビリテーション科スタッフ、看護師、介護福祉士、保育士、介護員など様々な職種がチームで日々支援にあたっています。
・お天気の良い日には中庭でランチをしたり、お花のお世話をしたり、一人一人のニーズに合わせ快適に過ごしてもらえるよう職員同士が連携をとっています。

活動内容

活動内容
Activities

季節に合わせた活動、年齢に合わせた活動や、全員で楽しめる活動があります。
外出では、キレイな景色を見たり、美味しい物を食べ楽しんでいます。

行事

年間行事

ひな祭り、還暦のお祝い
みさかえ祭り(一斉面会日)

初夏の茶会、七夕、夏まつり

いもほり、一斉面会日、保育園慰問

クリスマス会、もちつき、成人式、節分の集い

在宅支援

在宅支援
Support

日中一時支援

宿泊を伴わないお預かり

短期入所(ショートステイ)

家族の病気や家庭の都合などで一時的に介護できない時、短期的に施設にお預かりしています。
定員10名

ご利用方法

ご兄弟の学校行事や介護をされている方のレスパイトなどでご利用されています。
事前の見学や受診をして頂きます。まずはご相談ください。

0957-34-3113

安心してご利用していただけるよう、担当者が病棟を調整しています。
ご利用の時は、ご本人とご家族とのコミュニケーションをとりお一人お一人に合わせた支援を行います。

障害児等療育支援事業
Nursing Support

■子どもたちが身近な地域で専門的な療育相談が受けられるように、相談の内容により
「訪問による療育支援」
「外来による療育支援」
「保育所等に対する療育支援」の3つのサービスを調整します。
■相談内容に応じて、支援方法・スタッフを調整します。
相談エリアは諫早市としていますが、近隣の地域に関しては要相談にて対応させていただきます。

ご利用方法

むつみの家までご相談ください。まずは依頼内容によって、事前に内容をFAXして頂く場合がございますので合わせてお問い合わせ下さい。

訪問依頼書
(PDF)

0957-34-3113

外来について

外来について
Outpatient

外来診療システム(外来診療の申し込み)

本センターの外来は完全予約制です。発熱などの通常の急性疾患については対応を行っておりませんのでご了承下さい。

利用の申し込み

当センターにお電話でお申込みください。
ご予約の受付時間は平日の9:00~16:00となっております。

受診日が決まりましたら当センターより問診票をお送りします(ダウンロードしたものをお使いいただいても結構です)。
問診票は診療をスムーズに行うために大切なものですから答えられる範囲でご協力下さい。
できるだけ受診日の2週間前までに郵送(間に合わなければファックスでも可)でお願いします。なお、初診のキャンセルについては外来に必ずご連絡下さい。

保険証、母子手帳、療育手帳、身体障がい者手帳をお持ちの方はご持参ください。

外来専用番号

0957-34-2928

〇受付時間 9:00~16:00

※初診、再診の予約については13:00~16:00の間にお願いします。
※リハビリの予約キャンセル・変更等で、上記の時間外になる場合は
0957-34-3113

で対応します

総合発達外来
Method

当センターでは重症心身障害、種々の遺伝性疾患、神経疾患、発達症、骨系統疾患などの整形外科的疾患などをお持ちのお子様や成人の方の診断や診療を行っています。

重症心身障害

重度の肢体不自由と重度の知的障害とが重複した状態を重症心身障害といい、その状態にある子どもを重症心身障害児といいます。さらに成人した重症心身障害児を含めて重症心身障害児(者)と呼ぶことに定めています。これは医学的診断名ではなく原因も様々です。更に、合併症対策や生活をどのように支援していくかなど検討するべき個所も多いです。診療部のみならず、必要に応じて福祉部など他の領域とも連携を取りながら診療を進めています。

遺伝性疾患

遺伝性疾患としては、多くの外表異常症候群を含む単一遺伝病(メンデル遺伝病)、ミトコンドリア遺伝病、多因子遺伝病、ダウン症候群や猫なき症候群などの染色体異常症、エピゲノム異常症、ゲノム病に大別されていて、8,000種類以上あるとされています。
当センターでは上記の遺伝性疾患をお持ちの方々の診療にあたっています。様々な合併症に関しても、当センターでできることはもちろんのこと、もっと専門的なことであっても専門機関に紹介するなど少なくともその窓口になるようにしています。当センターには、2名の臨床遣伝専門医/指導医が常勤しています。

神経疾患

脳症麻痺を中心とする運動麻痺・てんかん(基礎疾患に合併するもの)の二次診療(診断・薬物療法)が主体です。リハビリテーションの必要なお子様を必要に応じ他の医療機関とも連携しながら診療いたします。

神経発達症

以下のようなお子様を診療します。
・運動発達が遅れている
・言葉が遅れている
・はっきり言えない
・集団行動が苦手、指示が通りにくい
・学習についていけないなど
注意欠陥多動症・自閉スペクトラム症・限局性学習症•発達性協調運動障害などの神経発達症の診断·薬物治療・併存疾患の診療やリハビリテーションによる療育などの他に状況に応じて心理カウンセリング・学校や園との面談をする場合があります。

整形外科的疾患

・小児整形外科分野を専門にしています。中でも側弯症などの脊柱変形やO脚X脚などの四肢変形、脳性麻痺や二分脊椎などの麻痺性疾患を主に診ています。
・リハビリテーション医の立場から、リハビリテーション科や義肢装具士と協力して装具・車椅子などの補装具の処方を行っています。
・麻酔科標榜医の立場から疼痛管理を行いたいと考えています。主として、染色体異常症や知的障害を合併した物言えぬ患者さんを中心にみていきます。

歯科

障害者の歯科治療は、健常者と何ら変わりはありません。
定期的な管理を行うことにより、私達はご家族の方々と協力して虫歯や歯ぐきの病気の予防や早期治療を行い、お口の健康を守っていきたいと考えております。

リハビリテーション
Rehabilitation

当センターでは理学療怯、作業療怯、言語聴覚療怯を行っております。

理学療法

個々の利用者の身体の動き、姿勢、興味などの状体を把握し、運動を通して快適な日常生活を支援します。その内容には個々の活動/参加に必要な車椅子、座位保持装置などの福祉機器作成も含みます。外来理学療法では乳幼児期から壮年期まで幅広い年齢層の方々のライフステージに合わせた支援を学校などと連携しながら進めています。

作業療法

入所、在宅利用児・者の方々の年齢、障害特性に応じた個別・集団対応を行っています。在宅利用児・者では、発達障害をもつ幼児を中心に対応しており、手先や全身運動の不器用さからくる日常生活での困りごと(箸や鉛筆の使い方、集団生活でのトラブルなど)を中心とした個別と必要に応じて集団療育も行っています。

言語聴覚療法

「ことばの発達がおそい」「こどばがはっきりしない」「お友達との関わりがむずかしい」「読み書きがむずかしい」などのご心配に対して、検査・指導・助言を通じて。こどもたちが「できた!」「わかった!」という経験を多く積みながら、生活ができるように支援していきます。

心理カウンセリングなど

主治医の指示のもと心理的なサポートを必要とされる患者様に対し、心理検査、個別のカウンセリング、遊びを用いたプレイセラピーなどを行っています。また、多職種と連携し就学前のお子様を対象とした集団療育に関わっています。ご家族の支援としては、より良い親子関係づくりに効果があるとされるペアレント・トレーニングを開催しています。

部門紹介

部門紹介
Staff

診療部

医師、薬剤師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、公認心理師、臨床検査技師、診療放射線技師、歯科衛生士、管理栄養士、栄養士、調理師などがいます。
看護部や福祉部と連携をとりながら、支援しています。

福祉部

社会福祉士、介護福祉士、保育士、音楽療法士、児童指導員、生活支援員など様々なスタッフがいます。
「豊かな生活」「その人らしく生きる」「家族、友人とつながる」「地域とつながる」ことを念頭に、目常生活、療養介護、余暇時間、社会参加活動を展開、支援しています。

看護部

看護部の看護職(看護師・准看護士)と介護員は身体的、知的に重度の障害を持つ利用者の看護・介護を行っています。
診療部、福祉部など他部署と協働し医療・日常のケアを行い、成長・発達を支援しています。
2018年より、看護職のためのキャリアラダー支援プログラムを開始しました。よりよい看護・介護のため、施設外の学会、研修会参加をしています。

事務部

経理課では会計、医事、地域連携室で構成され、事務員が各分野に特化し施設経営を支えています。
管理課では、総務、設備で構成され、事務員・営繕車輌員・用務員・家政員など様々なスタッフと共に施設運営、整備、病棟補助業務等を行っています。

連絡先・アクセス

連絡先・アクセス
Access

みさかえの園総合発達医療福祉センターむつみの家

〒859-0164
長崎県諫早市小長井町牧570-1
TEL:0957-34-3113/FAX:0957-34-3526

お車でのアクセス

①.まずはイチゴとメロンのバス停を目印に!!
国道207号線長里駅付近から小長井駅方面に向けて進むと、イチゴとメロンの形をしたバス停留所「平原」があります。

②.そのまま進み、一つ目の信号(帆崎バス停前の交差点)を左折します。
(右側にむつみの家矢印看板がありますので要チェックです)

③.300mほど進み線路上の橋を渡り直進します。
これといった目印や標識もなく、多くの方が不安な気持ちになるようですが、信じて進みましょう。道路右に小さな鳥居があります。そのまましばらく進むと緑色屋根の施設が現れます。

④.正面玄関は四つ角を右折し20m進んだ右側です。外来者駐車スペースは正面入り口の中で白線で囲まれた部分です。

バスでのアクセス

諫早駅前県営バスターミナルより「みさかえの園」または「県界」行バスに乗り、帆崎バス停下車。徒歩20分

JRでのアクセス

JR長崎本線小長井駅より約2.8km
JR長崎本線長里駅より約1.6km
主要JR駅からのタクシー料金の目安
諫早駅からタクシー 約20分(4,300円程度)
湯江駅からタクシー 約10分(1,500円程度)
小長井駅からタクシー 約5分( 900円程度)

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