2020年の新年を迎え、インフルエンザと新型コロナの流行の波にみまわれ、3月に予定していた、昨年度の還暦お祝いの席を延期というかたちで見送らせてもらっていました。
還暦祝いは“満年齢60歳を迎えたことをお祝いする”という元々は長寿を祝う行事です。
小さい時に、医師から長くは生きられないと宣告された子どもたちが多くの困難を乗り越えて生き抜いてこられました。親にとっても、家族にとっても還暦を迎えられることは夢のようなことで、毎年、涙を流して喜ばれます。
なんとか還暦祝いができないものかと、感染が落ち着いている時にと、感染リスクを考慮しながら11月4日~6日に病棟別でのお祝いの日を設けました。
昨年還暦を迎えられた方5名、今年還暦を迎えられる方8名を一緒にお祝いし、それぞれの病棟らしさもでて、本当に感動的な良い式典となりました。
ご家族の方々も急な日程にも関わらず出席してくださり、ありがとうございました。
還暦者の方は中央の花道を通り、お祝いの拍手の中、入場されます。
皆さんこの日に合わせ、ワンピースやスーツを新調し、いい笑顔でした。
職員から似顔絵のプレゼントがあったり、利用者さんから「〇〇さんおめでとう」の声があったりと、皆さんのあたたかさが伝わる良い式典となりました。